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健診会 滝野川 メディカルクリニック
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最近患者さまから上記について多く質問を受けます。 今回は脳動脈瘤、の基本的知識~検査までを簡単にご説明します ● 脳動脈瘤ってどんな病気ですか?
非常にわかりやすく簡単に説明すると脳の血管のぷくっとふくれたコブのようなものです。
● どうして脳動脈瘤が出来るのですか?
根本的な原因は分っていません。下記のようなことが原因と考えられております。
脳の血管の弱さ 動脈硬化 生活習慣病(高血脂症・高血圧症・糖尿病)を持っている方
頭部MRI検査+頭部MRA検査になります。 頭部MRI検査だけでは小さな脳動脈瘤を見逃す可能性があります。 頭部MRA検査とは・・・・
MRIの撮影方法の1つです。 脳の血管だけを抽出して映す検査になります。 脳血管の狭窄(血管が細く狭くなっている状態)、 脳動脈瘤などを見つけることが出来る検査です。
動脈瘤が破裂すると・・・・クモ膜下出血 脳血管狭窄が進行すると・・・・・脳梗塞 の原因になります。
まずは患者様の脳動脈瘤の大きさが重要です。 大きく分けて2つに分けられます。 5ミリ以下の脳動脈瘤 未破裂動脈瘤と言って破裂する可能性は非常に低いです。年に1回検査をして 大きくなっていないかどうか検査すれば良いといわれている大きさです。 5ミリ~以上の脳動脈瘤 一度、脳外科等の専門医の診察が必要です。 さらに詳しい検査である頭部造影MRA、造影CTAも今後行うことになります。 年齢が70歳以下の方は手術を勧められることが多いようです。 形状や大きさによって種々の適応や手術の方法が異なるようです。
まずは6ヶ月後 MRI検査を行ないます。※脳動脈瘤の大きさ、形状の変化を比較します。 そこで異常が無ければ定期的に約1年後を目安に経過観察(頭部MRI・MRA)を行ないます。 その後も、定期的に大きさをチェックすることがいいです。
去年と比べて大きさが大きくなっていないかどうか?が重要です。 去年と比べて大きさが変わっていなければ症状が進行していないということになります。
それには生活習慣病(高血圧、高血脂症、糖尿病等)のコントロールが重要です。 今現在よりも動脈硬化を進ませないことが重要です。 肥満、喫煙、ストレス等がある方は軽減するようにしましょう。 自分用に検査をしたフイルム等をを持っておくことも重要です。 毎回同じ医療施設で検査をすれば前回との大きさの比較が出来ますが、 他の医療機関で検査をした場合には 前回の画像の情報が無ければ脳動脈瘤の大きさの比較が出来ません。
また急に夜中に具合が悪くなった場合などもフイルムを持っていくことも非常に重要です。